【子どもに誇れる仕事を】創業期から伴走してきた一児の母が考える、プロフェショナルの在り方とは?【#2 そばにのインターンが聞いてみた!】
「ハイレベルな環境で働きたい」
「働きがいがある仕事をしたい」
そんな思いを持っている方は少なくないでしょう。
こんにちは!株式会社そばにでインターンをしています、現役大学生&現役1年休学中の森岡です!
今回は、育児と仕事を両立しながらコンサルティング業務にあたっている弊社執行役員の佐藤里奈さんにインタビューをしました。
<プロフィール>
佐藤里奈大阪府出身。大阪教育大学卒業。幼稚園・小学校の教員免許取得。船井総合研究所のグループ会社である船井総研コーポレーションリレージョンズに新卒入社。 広報・事務局を経験後、社長室付けで船井総合研究所の予算管理と社長秘書を担当。産休・育休を経て 2020年 株式会社そばにで再スタートを切った。
目次
##創業期に浸透させたプロフェショナルマインドとは
ーー代表の秀平さんと共に「そばに」を立ち上げたと思うのですが、創業期に苦戦したことやぶつかった壁などの創業ストーリーを教えてください。
コンサルティングという職種はその道のプロとして常に最先端を走っていく必要があると思っているのですが、コンサルティングはもちろん、EC業界ですら未経験の人材が集まりスタート切ったので「Amazonのプロフェッショナルである」というマインドを社員に意識づけすることが大変でした。
また規模感が小さく、少人数で感覚的に行っていたことを、会社の規模を広げようとするときに、どのように順序立てて広げていくべきなのか、実際にやっていることや頭で考えていること、業務において重要視すべきポイントなどを社員に理解してもらうということに苦労をしましたね。
ーーどうやって乗り越えていったんですか?
端々の作業ではなく、そのクライアントに関わる業務全体任せること、裁量権と合わせて責任感や、 やりがいを持たせるという形態にしたことが大きいですね。
クライアントから咤激励されるという体験をダイレクトに受け取り、「責任感」と「やりがい」を感じてもらうことによって、プロフェッショナルとしての意識を日々積み重ねていってもらうことができるようになりました。
また私自身もそうですが、子育てをしている関係で時間に制約があるなど、個々人の事情はあると思うので「個々人の最大限で」日々貪欲に学び、成長してもらいたいという想いがあります。
「個々人の最大限で」成長できる環境として、日々挑戦できる機会を意識的に用意していますね。
ーーなるほど、そうしていまのプロフェショナル組織である「そばに」が生まれたのですね。
## 自分に恥じない基準とは?
ーー先ほど創業期の壁としてプロフェショナルの意識づけに苦労されたというお話がありましたが、里奈さんにとってプロフェショナルとはなんですか?
私にとってプロフェッショナルとは、自分に恥じない仕事を日々コツコツと積み重ねることができる人だと思います。
「自分に恥じない」という基準とは人それぞれかも知れませんが、私は「やれたことに対して妥協してしまう」というのをひとつの基準にしています。
大学受験の失敗が私の人生の大きな転換期なのですが、その頃から自分に恥じない一日一日を送りたいと思い、やれたことに対して妥協してしまうことが嫌いなりました。
どんな仕事に対しても本当にやりきったのか、120%、150%の力を出しきれているかと日々自問自答をしています。
時間と自分の能力が追い付かないこともありますが、マイナスなことを言っていても仕方がないので、自分自身も日々成長し、ブラッシュアップをかけながら仕事をすることで、クライアントの期待を超えていくということを意識しています。
ーー大学受験の失敗経験がいまの価値観に活きているんですね。では、プロフェッショナルであり続けるために取り組んでいる事には、どんなものがありますか?
「インプットしたことで満足しない」
「自分の専門分野において一番になるということを、疑いもなく努力し続けること」
この2つですかね。
1つめについては、インプットしただけのことはすぐ忘れるので、いかに仕事の中でアウトプットし、自分の身につけるかを意識しています。
2つめについては「あの人に頼んでよかった」と思われるように、どんな状況においても最大限のパフォーマンスを発揮すること、妥協しないことを日々意識しています。「この仕事をあなたに頼んでよかった」って言われると、やっぱり嬉しいじゃないですか。
プロフェッショナルであるからこそ、仕事のやりがいも人一倍感じられるのだと思います。
ーー勉強になります。ちなみに仕事のパフォーマンスを上げるためのルーティンワークはありますか?
特に意識して行っていることないのですが、空いてる時間があれば、Amazonについて必要な知識のインプットを意識して勉強しています。
業務の特性上、私自身は日々問題なく運用するということが重要な役割になるので、変化が速いAmazonに対する情報の更新をしなければなりません。
クライアントに何か聞かれたとき、社内外の誰よりも早く回答できるように日々知識をつけていかなきゃいけないという意識で、手が空いている時に知識をインプットしています。「自分の専門分野において一番になることを疑いなく努力し続ける」がここですね。
## Amazon専門のECコンサル事業とは
ーー日々の業務内容について教えてください
そばにでは、Amazonにおける売上アップを達成したいというニーズに応えるために、Amazon専門のECコンサルティング事業を展開しています。ご依頼いただく際、大きく分けて、2つのコンサルティングプランを提案をしています。
1つ目は、Amazon販売のプロがお客様に合った戦略を提案するコンサルティングです。こちらはAmazonの枠を超え、総合的にブランディングをするコンサルティングで、施策の実行はクライアントにして頂く形となります。
2つ目は、商品登録や在庫確認、売上を含む数値の確認など、Amazonという一つのEC事業を丸ごと代行する運用代行です。
私の日々の業務内容ですが、主に2つ目の運用代行の取りまとめ役に当たります。
営業部隊がとってきた案件を、運用代行のベースに乗せるまでディレクションし、運用代行のベースで管理することが主な役割です。
Amazonに関わる日々の細かな業務の総括なので、どちらかというと会社を下から支える縁の下の力持ち的立場で仕事をしています。
ーーなるほど。つまり、営業案件の統括、マネージャー的なポジションで働いているということですね。
## 子どもと一緒にいたいという悩みへの向き合い方
ーー想像していた仕事と現実とのギャップについて教えてください
子どもを保育園に預けたての当初は、やはり子どもを相手する時間がほしかったですかね。「ママと一緒にいたい」と泣いている子どもを保育園に置いていくということに罪悪感がありましたが、子どもも保育園で学べることが沢山あるので、その辺りはあまり考えないことにしています。
突き詰めて考えてみると、子どもと一緒にいたいという気持ちが湧いてくるかも知れません(笑)
ですが、そういう気持ちにならないくらい毎日が充実していて、心の底から仕事が楽しいと思っています。子どもと一緒に過ごすのも仕事に没頭するのも、どちらも楽しい人生だと思いますが、子どもを保育園に預けることに罪悪感を感じるほど、中途半端な仕事はしていないつもりです。
子どもも毎日、風邪ひとつひかず頑張ってくれているので、子どもにも恥じない仕事をしたいと考えています。
## 愛に溢れているプロフェショナル集団
ーー改めて、社内の雰囲気について教えてください
私が育児と仕事を両立できているのは、社員たちの協力があってこそだと思っています。
助け合いができるような理解のある社員に恵まれていて本当に感謝しています。
また自分が助けられている分、誰かが困っているときには私も助けてあげれるような仕事をしたいと思っています。
子育てをしている方であれば特に感じることが多いことかも知れませんが、限られた時間の中でバリューを出し切るというのも意識しているポイントです。
そばにという会社は仕事に対する世界観、見え方が変わるような会社であり、今後もそうありたいと思っています!
創業当初から今の自分を振り返って考えてみると「仕事ってこんなに楽しいんだ、自分ってこんなにやれるんだ、もっともっと頑張りたい」と思えるように変わりましたね。
そばにでの仕事を通して、私自身も仕事観が変わったんだと思います。
そばにという会社は、これまでそれほどこだわりを持てなかった人でも、仕事に一所懸命になれる会社だと思います。創業当初の話と通ずるところがありますが、個人の裁量が大きいというのも大きなポイントで、やればやるほど、できればできるほど仕事が楽しくなると思います。
## ワクワクできるものに挑戦する。
ーー最後に、そばにの今後のビジョンを教えてください。
私は、個人の成長あってこその会社の成長だと思っているので、まずは各個人がぐんぐん成長できるような環境を作っていきたいですね。
直近の課題としては、Amazonだけのプロではなく、他モールも運用できるノウハウを蓄積し、EC事業は「そばに」にまるっと任せてもらえるようなサービス力をあげていきたいと思っています。
その後のサービス展開としては、ワクワクできるようなものならなんでもしたいです(笑)
何かワクワクする話があった時に、実際に事業としてやっていけるのかなど、社内で議論ができるくらい規模感も大きくなればもっと楽しいと思います。
そのためにはまず、やはり個々人の成長が必須ですね。
Amazonというモールは変化が早く、少しでも気を抜けば置いて行かれちゃうので、変化に適用しつつ、より良いサービスを展開できるように今後も自分自身、またサービス内容も日々ブラッシュアップをかけていきたいと思います!
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