「バックオフィスが企業の命運を分ける」弊社“そばに”における、バックオフィスの位置付けとその魅力について|代表インタビュー
株式会社そばにでは、クライアントのAmazon販売事業を成功に導く、ECコンサルティング事業を行っております。
約10年間Amazonを中心としたECコンサルティング事業に携わっている代表の佐藤をはじめ、コンサルタントチームも長年、Amazonでの販売を経験しております。
これらの長年積み重ねてきたノウハウを元に、Amazonだけでなく、ブランドの本質的な成長を見据えた、さらなる事業展開を行っていきます。
加速する事業拡大に向けて、より強固な経営基盤を創っていくバックオフィスメンバーを募集しております。
そこで今回は、代表取締役・佐藤にインタビューを実施。佐藤が経験した中で感じている、バックオフィスの重要性についてや仕事の内容、求める人物像、今のそばににバックオフィスとして入る魅力についてお話いたします。
「単なる事務員ではない」バックオフィスに必要な“愛”
–– バックオフィスを募集する背景を教えてください。
ずっとバックオフィスは欲しかったんですが、なかなかマッチする人に巡り合えてなかっただけなんです。
仕事が手一杯になってしまったからとりあえず採用したいわけではなく、バックオフィスのメンバーと一緒に更なる成長組織を作っていきたいという想いが強いです。
–– そばにでは「攻めのバックオフィス」など、他とは違った打ち出し方になりますが、バックオフィスをどのように捉えているのでしょう?
バックオフィスの最低ラインの働き方が「言われたことをやればいい」「卒なくこなせばいい」というものであるとすれば、そばにのバックオフィスでは「どうやって価値を感じてもらうか」「どうやってより良くしていくか」を突き詰めて考えられることが必要になります。
バックオフィスは秘書に近い感覚があると思っており、仕事への捉え方しだいで大きく変わると思っています。
例えば秘書の業務であれば、会食を設定する時に、どれだけ会食相手のことを思いやって選定ができるか、どれだけクライアントと社長との関係性を考えて行動ができるかなどです。
業務だけを切り取ってしまえば、思いやりは必要ありませんが、そこにどれだけの思いやりがあるかで、仕事の質が全然違うと思うんです。
バックオフィスでも、経理や総務などの作業だけを切り出せば、そこに思いやりは必要ないと思うのですが、そばにの考えるバックオフィスは違うんです。
社長でも、会社全体でも、メンバーでも、どこに対してでもいいのですが、より良くしていきたいという「思いやり」や「愛」を持つことができることが、バックオフィスには非常に重要だと思っています。
ライトに淡々と作業が早いだけの人は、今のそばにが求めている人材ではないです。
特にバックオフィスは愛がないと良い仕事ができないと思っています。メンバーももちろんですが(笑)
–– 佐藤さんの考える“愛”とはどういったイメージでしょう?
すごく母性に近い感覚かもしれません。
やっぱり仕事をしていると、時には厳しく言わなくちゃいけないこともあるんですよ。
でも、別に誰も怒りたくないじゃないですか?(笑)
それでも、対象が自分の直属の部下であれば、業務に関係があるので怒らないといけないこともあると思うんです。
例えば「若手の子の仕事のスタンスが悪い」というのは、会社全体で見れば関係がありますけど、バックオフィスから見ると、直接関係のある仕事をしているわけではないじゃないですか?
でもそばにが求めているバックオフィスの方は、そこで「その仕事のスタンス良くないよね」と言える人物です。
これには目の前だけでなく、会社のことや、働いている人のことが好きという想いが必要なんですよね。
バックオフィスでは、もちろん仕事のクオリティも大事ですが、心の部分のウェイトが大きいと思います。
–– 「愛」のある人だと、どのように判断しているのでしょうか?
どういう想いを持って、これまでの業務に取り組んできたか、役員などの上の役職の人間との関わり方や、メンバーとの関わり方など、そういった部分から溢れてくる気がしています。
あとは、自分が前面に出てくるのは、愛じゃないと思うんです。
弊社でこれまで面接した人の中には「色々チャレンジしたいです!」というタイプの人がよくいらっしゃいました。多分、これまでの仕事がそんなにチャレンジングな環境を与えてくれるわけじゃなかったんだと思います。
そのスタンスはとても素晴らしいことではあるんですが、バックオフィスの特性上、自分軸が前に出過ぎていても駄目なんだろうなと思っています。
例えば、お母さんはあまり前面に出てこないで、子供がより活躍できるためにサポートするじゃないですか。
「みんなをどうやって勝たせるか?」という思考が必要だと思います。
向上心があって、スキルがあることはすごく大事だと思いますが、一歩退いて行動ができる人かどうかという点は、バックオフィスでは大事かもしれないです。
改めて、本当に秘書に近い仕事だと思います。
経営者などが「いかに周りから良い印象を持ってもらえるか?」ということに気を配れる人ですね。
連絡が丁寧で早いことや、スケジュールを間違えないこと、納期に遅れないことなど、目の前の作業をこなす最低限の仕事は必要です。
その上で、仕事のそのスタンス、考え方として、自分の周りの人や直属の上司をいかに魅力的に見せるか、そのために裏方をやれるかはすごい重要です。
「この人が活躍したのはこの人のおかげだ」と言われる働き方ができる人は、私の経験上、自分のキャリアについてはそこまで前面に出てこないですね。
もちろん想いはあっていいのですが、自分のキャリアが最優先になってくると、少し違う気がしています。
求められる役割は、想いを実現する基盤を作る“経営陣”
–– 現在、事業がさらに拡大していくフェーズですが、その中でバックオフィスの方が担う役割を教えてください。
仕事の種類が違うだけであって、全体を見る経営陣に近い立ち位置だと思っています。
業務の内容だけを切り出してしまえば、すごくシンプルで、バックオフィスと呼ばれる領域全てになります。
具体的な業務としては、経費精算や、請求書発行、税理士さん/社労士さんとのやりとり、面接の一次対応、私が抱えている細々としたタスクをお願いする秘書的な動きもあるかもしれません。
あとは、少し特殊なのが、コワーキングスペースを運営しているため、チラシ作りなどをお願いすることもあります。
要するに、本当に全部ですね(笑)。
メインのECコンサルの事業と違って、何のマニュアル化も整備もできていない状態ですので、整備から実行まで、顕在化している仕事は全部やります。
その上で、潜在的にこうした方がもっと会社が良くなるのではないかということにアプローチしていただきたいです。
例えば、私は毎月月報を出しているのですが、バックオフィスからの今月の月報のようなものは、普通ないですよね。でも、ないと困るわけじゃないですけど、あった方がいいじゃないですか。
私からやってくれと指示を出しているわけじゃないんですけど、こういう動きができる人材は非常にありがたいですね。
※そばに代表の佐藤がもう一社経営している、株式会社NOASTOのSlack内でのやり取り
私はビジネスサイドで事業をどう進めていくかを中心に考えていて、それを実現するメンバーの組織力をどう高めていくかの目線で動ける人材が、バックオフィスの役割になりますね。
目の前の業務に対してのインプットはもちろん大事ですが、それ以上に、他の伸びているベンチャーのバックオフィスはどういったことをしているのかなど、そういった方向の探求心がある人は向いているんじゃないかと思います。
バックオフィスという立場だが、自分の力でどうやって会社を伸ばしていこうかというぐらいの気概がある必要はあると思います。
–– バックオフィスのメンバーにはどのようなキャリアを積んでいって欲しいのでしょうか?
すごい上からに聞こえるかもしれないですけど、そばにでやって良かったなと思えるようにしたいです。
そばににいたからこそ、生き生き働けたなと思えるような、環境、メンバーを一緒に創っていきたいです。
NOVASTOの森西がちょうど産休に入ったんですが、「また絶対戻ってきたい」って言ってくれています。
※森西さん・・・そばに代表の佐藤が経営するもう一社「株式会社NOVASTO」を創業期から支えるバックオフィスメンバー
弊社のバックオフィスは、そう思えるぐらい、自分自身も満足し、会社からもすごく感謝される存在です。
多分誰も口にしてないですけど、1番感謝していると思います。
これからそばにに入るバックオフィスのメンバーにも、そんな仕事をしてほしいと思っています。
“愛”を持てる環境で、“愛”に溢れた人と共に働きたい。
–– そばにのバックオフィスとしてJOINする魅力を教えてください。
代表のバックオフィスの捉え方と、事業フェーズという、大きく2つの点だと思います。
これは、森西が言っていたのですが、バックオフィスをただの事務や総務などとしてではなく、経営陣のような捉え方をしている会社は他にないということです。
良くも悪くも、そこまで任してくれるんだということに面白みを感じられるのであれば、非常にマッチするのではないでしょうか。
本当にバックオフィスが1番大事だと言えるぐらい大事だと思っているんで。
「バックオフィスが1番大事です。」と言ってる人はなかなかいないと思います(笑)
森西に出会ってから、バックオフィスのリーダーというポジションは、本当に替えの効かない存在だなと感じています。
替えの効かない存在は、色々いますが、その存在が売り上げを作る仕事に向いてる人も、向いていない人もいると思うんです。
その中でもバックオフィスのリーダーは、ベンチャーという組織体を作っていく上で欠かせない重要な存在だなと考えています。
作業員としてであれば、たくさんご応募いただいているのですが、バックオフィスが1番面接のフィルターとして厳しいかもしれないですね。
私は役員メンバーが面談して良いと思った人材は、「1回やってみたら」と思うタイプなので、そこまで面接ではお断りしないんです。特に、セールス領域の仕事であれば、とりあえずやってみようよみたいなことはあるんですが、バックオフィスではそれがないですね。
Twitterでも書いた気がしますが、それだけ大事なポジションだと考えています。
–– バックオフィスに求める人物像を教えてください。
「愛に溢れている人物」
やっぱりこれに尽きるかなと思います。
あとは、探求心と期待に応えたいと思う力がすごい高いことくらいですね。
それと、僕のすごい雑な指示を全部噛み砕いてやれる力があるところですかね(笑)
なによりも“愛”が一番のキーワードです。
–– 今のそばにではどんなところに“愛”が持てるのでしょう?
非常に愛を持ちやすい環境だなと思っています。
現在は、平均年齢27歳くらいの若手が多い組織です。
20代前半の男の子たちが、僕らみたいな上の層になんとか食らいつこうと、ごりごり頑張っている組織の空気が出来上がってきています。
そういうメンバーを応援したいな、頑張ってほしいなと思ってくださる方とは、ぜひ一度お話しさせていただきたいです。
–– 応募を検討されている方にメッセージをお願いいたします!
改めて、今のそばには面白いフェーズじゃないかなと思うんです。
東京だとベンチャーがたくさんありますが、そもそもベンチャーが少ない大阪でやっています。
かつ、ここまでバックオフィスに会社のメンバーみんなが期待をしていて、より経営層に近いところで一緒に会社を作っていく役割ができる会社って、本当に多くないと思うんです。
まだまだ会社の規模は小さいかもしれないんですが、その分やれることも多いし、やった時の効果の出方もすごいんじゃないかなと思っています。
そこに魅力を感じて、「なんとか佐藤を助けてやろう」「会社を伸ばしてやろう」って思えるような方は、ぜひ応募してもらえると嬉しいなと思っています。